ご依頼内容・課題
東海北陸自動車道の橋脚にて、ダイヤモンドコア穴あけ工事を行いました。
こちらの現場には、スポット対応を含めて約3年間にわたり何度も施工に携わってきました。高速道路の橋脚という重要インフラのメンテナンス工事であり、高所での安全な作業環境の確保と、正確な位置への穿孔が求められる現場でした。
また、長期間にわたる施工の中で多くのコア抜き作業を行ってきたため、安全性だけでなく、効率よく確実に作業を進めることも重要な課題でした。
現地調査
高所でのコア抜き作業を安全に行うため、橋脚を囲う強固な足場環境を整えました。
また、鉄筋の位置を考慮しながら適切な穿孔位置を設定することで、コンクリートへのダメージを抑え、精度の高い施工につなげています。
鉄筋の位置を考慮しながら適切な穿孔位置を設定することで、橋脚への不要なダメージを抑え、精度の高い施工につなげています。


写真(左):精密な墨出し
写真(右):穿孔完了後の施工跡
提案・施工内容
ICT施工の活用:自操機を活用した精密なコア抜き
今回の施工では、作業の効率化と安全性を高めるため、”鉄筋に当たると自動で停止する「自操機(自動送り装置)」”を活用しました。
自操機が自動で穿孔を進めている間、職人は周囲の確認や片付け、次の作業の準備を行うことができ、効率的に作業を進めることができます。
また、自操機による穿孔は無理な負荷がかかりにくいため、コンクリートへのダメージを抑え、美しい断面に仕上げることが可能です。
ミリ単位の精度が求められる橋脚工事において、職人の技術と設備を組み合わせることで、効率的かつ精度の高い施工を実現しました。



写真(左):橋脚を囲う足場の全景
写真(中央):安全を確保するための足場環境
写真(右):自操機をセットし、自動穿孔を行っている現場風景
▼自操機による穿孔の様子(動画)▼
環境への配慮:粉塵・排水対策の徹底
コア抜き工事では、穿孔時に発生する粉塵やノロ(廃液)への対策も重要です。
今回の現場では、バキューム装置と分離バケツを使用し、発生したノロを確実に回収しました。排水が周囲に流れ出たり、現場を汚したりすることがないよう、作業中の回収・清掃を徹底しています。
また、施工後の現場をきれいに保ち、次の工程を担当する作業者が気持ちよく作業できる環境を整えることも、私たちが大切にしている仕事の一つです。
安全に穴を開けるだけでなく、周囲の環境にも配慮して施工することで、安全に穴を開けるだけでなく、周囲の環境にも配慮した施工を行いました。


写真(左):ノロ回収システム
写真(右):現場での排水・環境対策の徹底
結果
3年間の感謝を込めて
約3年間にわたって携わってきた東海北陸自動車道の橋脚工事を、無事に全工程完工することができました。
自操機を活用した効率的な穿孔と、徹底した墨出しによる精密な施工により、コンクリートへのダメージを抑えながらきれいな穿孔を実現しました。
また、ノロや排水の回収・清掃まで徹底することで、現場環境にも配慮した施工を行いました。
長期間にわたりご依頼いただいたことに感謝するとともに、この現場で培った経験や知識を今後の施工にも活かし、より安全で確実なコア抜き工事をご提供してまいります。